人から聞いた話。
あるワインスクールでは、入学すると1ヶ月くらい、基本となる何種類かのワインを繰り返し飲んで、舌と身体に徹底的に覚えこませるそうです。
これは何をしているかというと、基準となる味を受講生の中につくっているのです。
一度、基準がわかると、新しいワインを飲んだ時も、その味の微妙な違いに気がつくようになります。すると、適切な言葉でワインを表現できるようになるそうです。
フラクタル心理学でも、存在は「比較」でしか語ることができないと教えています。
背が高い、痩せていると言っても、誰と比較するかで、全く変わってしまいます。
どのようなことも「基準」が必要。
そういえば、ゴルフスクールでも、初心者は基本のフォームを徹底的に身体に覚えこませるそうです。自己流のフォームを先に身につけてしまうと、修正するのはかえって難しいのです。
べース(土台)があればこそ、違い(差)がわかるし、応用も効くのですね。
ワインやゴルフに限らず、新しいことを学ぶヒントがここにあります。
初心者がまずやらなくてはいけないことは、自分の中に揺るがない「本物の基準」をつくること。
「本物」はシンプルに、「結局のところ、それは何なのか」という核心を示してくれるからです。
その核心が基準となり、やがて、自分のスタイルを構築する軸となるのです。
フラクタル心理カウンセラー養成講座でも、この考え方は同じ。
初学者は、まず基準となる知識を徹底的に学びます。
その基準があるからこそ、見えてくる世界が変わり、やがて行動も変わります。
行動が変わると、人生が変わります。
でも、もし、あなたがカウンセラーとして、最短で効率よく実力を上げたいなら、さらにして欲しいことがあります。
それは、「一流(本物)」のカウンセリングを実際に体験するということです。
しかし、そもそもカウンセリングは個人的なものであり、公開される類いのものではありません。
自分がカウンセリングを受けたとしても、あくまで自分のことしかわかりません。
それに、カウンセラーがどのような意図でセッションをしているかなど、
受けている最中はわからないのです。
だから、これまで各カウンセラーは、模索しながら自分のスタイルをつくっていきました。
すると、どこか不安な気持ちが残るのです。
「百聞は一見に如かず」
一回でも、本物を見ると、あらゆる知識が腑に落ちます。
本物という基準を自らのうちに取り込み、やがて自分のスタイルを確立していくために、
開発者のセッション以上のお手本はないでしょう。
それは、何がフラクタル心理学のカウンセリングと言えて、何が言えないのか、
それそのものを教えてくれるからです。
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