「終わり」は必ず「始まり」を連れてきます。
中学生が高校生になるように。
高校生が大学生になるように。
どんな人も永遠に一つのステージにいられません。
一つのステージをやりきると、必ず次のステージの扉が開くのです。
それが成長であり、祝福であり、人生の目的です。
だから、安心してください。
でも、ステージが変わるとき、ショックを受ける人がいます。
また、一年生に逆戻りしてしまうような錯覚を覚えるからです。
それは、中3の自分が、高校生になったとたん、一番下っ端になってしまうようなもの。
こんなことなら、卒業しなければ良かった。
楽しそうな中学生が羨ましい。
あそこでならトップだったのに。
あそこでなら立場は逆だったのに。
過去の栄光にすがりたくなります。
この感覚に騙されないでください。
「始まりのとき」
あなたが何歳であっても、できないことが増え始めます。
慣れないことはただでさえ疲れます。
失敗したり恥をかいたりすることがあるかもしれません。
だから、誰でも愚痴を言いたくなるのです。
すでにないと思っていた被害者意識の存在に気づきます。
でも、退化したわけではありません。あなたの経験は無駄になりません。
より高い視座を手に入れる過程なのです。
「始まりのとき」は心の一部がヒナ鳥の状態。
ヒナ鳥は視野が狭いけれど、徐々に成長すればいいだけです。
成長とは、とどまらないこと。変化し続けること。
50歳の中学生って嫌でしょう?
変化しないことは最大のリスクです。
だから、チャレンジし続ける自分を、もっと励ましましょう。
なんだかんだ言っても、ヒナ鳥が殻を破ってくれたから、新しい夢が持てたのです。
「終わりのとき」「始まりのとき」は、ステージアップのとき。
それは、コンフォートゾーンからいったん離れるとき。
最初は誰でも居心地が悪いもの。
そして、変化のときこそ、フラクタル心理学がめちゃくちゃ役立ちます。
[box class=”yellow_box” title=”人生を変える言葉⑬”]
大空を羽ばたくあの鳥も、ヒナ鳥の一歩から始まる!
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