『いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません』
アインシュタインが言ったとされる言葉です。
この言葉は、まさにフラクタル心理カウンセリングの修正を説明するのにぴったりです。
フラクタル心理カウンセラーがやっていることは、問題の相談者の思考パターンを特定し、望む未来のために新しいパターンを採用するように促すことです。
そのために、カウンセラーは訓練を積みます。
現象から読み取る心理分析など、フラクタル心理学の根本的な知識はもちろんですが、
何かを変えたいならば、最も種に近い部分で思考パターンを変えることが有効だからです。
カウンセラーはそのために相談者と対話します。
対話の目的は、
①問題となる思考パターンを見つけること
②相談者に気づきを与えること
主にこの二つです。
今まで相談者が変えられなかったものを変えるのですから、認めたくないことや、全く意識していなかったことを伝えなくてはいけない時もあります。
それには、高度なコミュニケーションツールが必要なのです。
現実を変えるには、思考の習慣を変えること。
習慣が変わると、行動が変わり、やがて、現実が変わっていきます。
相談者と短時間で信頼関係を結び、メッセージを伝える。
それにはある種の技術(テクニック)が必要です。
昨日は、フラクタル心理カウンセラーのための「基本テクニック30」講座でした。
この講座では、伝えるための技術(テクニック)を30に細分化して、一つ一つ学んでいきます。
通常は、長年の試行錯誤を通じて、テクニックはそれぞれが見つけていくのですが、それを2日間で学ぶことができます(初心者には封印されるテクニックもあります)。
この30のテクニックを学んだ後で、開発者のカウンセリングビデオを見ると、あら不思議。
開発者の言葉の意図がクリアにわかるようになるのです。
カウンセラーがやっているのは、どのような形であれ、人に影響を与え、行動を変えてもらうこと。
その根本の意図は、本当に素晴らしい人生を相談者に生きてもらいたいからです。
人生は素晴らしいもの。それを伝えるためのテクニックなのです。
『いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません』