「愛だろ、愛っ。」は、1993年一斉を風靡した、
サントリー「ザ・カクテルバー」のCMキャッチコピー。
若き日の永瀬正敏さんが、
ハンサムなのにちょっとカッコ悪い若者役を好演していました。
ザ・カクテルバーを飲んだことがなくても、
「愛だろ、愛っ。」は耳に残っている方も多いでしょう。
デートでカクテルに酔ったふりをしていた人、いるはずです。
さて、2020年も半分過ぎました。
この半年は、ちょっと例年にない雰囲気でしたね。
ステイホーム。
世界が一気に狭くなって、濃縮されたような日々。
今まで、過去の分析や未来の計画で忙しく、
どれだけ意識が分散していたことでしょう。
いったん、強制的に止められて、
考える時間をもった人も多いと思います。
しみじみ、直接五感で体験できる世界の小ささと、
だからこそ、「今、ここ」がいかに大切か実感されたはずです。
愛とは平凡なもの。
ステイホーム期間中、すぐに会えたのは、
夫や子どもなど身近な存在だったはずです。
家族だけはどんなときも当り前にいてくれる。
これはとても心強いことです。
特に、パートナーの存在感が増したはず。
そんなパートナーへ感謝や尊敬が足りないと、
気づいてしまった人もいたかもしれません。
本当にこの人でいいのか!?
本当に?
これから誰と生きていくのか、
何をして生きていきたいのか、
これって、かなり重要なテーマ。
直接五感はごまかせません。
「亭主元気で留守がいい」これもCMの言葉です。
でもね、もう、冗談半分で
そんなこと言っている余裕はないわけで。
年齢は関係ないんですよね。
つまり、結局、
世界は本気で「愛だろ、愛っ。」なんです。
おすすめ記事
https://office-kurosu.com/column/2537/
https://office-kurosu.com/fractal-psychology-counseling/471/