今日のテーマは、「NGワード」。
NGの中でも最凶の言葉をお教えします。
「最強」ではなく、「最凶」。
なぜ、これを知っておいたほうがいいのでしょう。
私たちは、思っている以上に、普段NGワードを連発しています。
言葉はじわじわと人生に影響を与え、やがて現実となります。
だからこそ、日常的な口ぐせには、注意が必要なのです。
ではさっそく、「NGワード」3選をご紹介しましょう。
その1:「もう年だから」
つい口にしてしまいがちなこの言葉。
「もう年だから、新しいことは無理」
「もう年だから、今さら遅い」
本気で思っていなかったとしても、言葉は恐ろしい。
実際には、年齢が私たちを制限するのではなく、言葉自体が私たちに制限をかけてきます。
繰り返すたびに、“老化して弱い自分”というセルフイメージが強化されていくのです。
本当に、年齢を理由にあきらめる必要があるのでしょうか。
むしろ、年齢を重ねたからこそ見える景色、今だからこそ実感できることが、たくさんあるはずです。
実はこの言葉、若い人も使いがち。
「やらない言い訳」として軽く使っている場面に、よく出くわします。
たとえば、女子高生が「もう、おばさんだからさあ」と笑いながら言っているのを耳にしたことがあります。
本人は冗談のつもりでも、無意識に自分に呪いの種を植えているのです。
時間がたつと発芽してきますよ~。
その2:「でも」「だって」「どうせ」
これらは、言い訳三兄弟。
そして、今日ご紹介したい「最凶NGワード」です!
「でも、年をとりすぎているし」
「だって、教えてもらっていないし」
「どうせ、やっても無駄」
誰かから指摘を受けたとき、とっさに出てくる言葉です。
一見、ただの言い訳のようでいて、本当は反抗心のあらわれなんです。
無意識に使っていると、
否定的な理由を見つけ出す思考のクセが、脳に根づいてしまいます。
アドバイスをやる、やらないは別として、何かを言われるだけで、
反射的にできない理由が浮かんでくるようになるのです。
「心の中で思っているだけなら大丈夫」、そう思うかもしれません。
でも、自分だけはすべてを聞いています。
脳には主語がありません。
自分に向けた言葉も、他人に向けた言葉も、脳は受け入れます。
この3つの言葉を封印するだけでも、脳は驚くほどクリエイティブになります。
最凶NGワードは、最凶3兄弟と覚えておいてくださいね。
その3:「人は見かけより心が大事」
意外に感じるかもしれません。
もちろん、「心が大事」であることに異論はありません。
けれど、この言葉を「外見をないがしろにする理由」に使ってしまうと、
そこに落とし穴があります。
外見と内面はつながっています。
美しさとは、誰かに褒められるためのものではなく、
「自分をどう扱っているか」の表れです。
鏡を見て、身なりを整え、髪を丁寧にとかす。
それらすべてが、自分を大切にする姿勢です。
自分を大切に扱う人は、周りの人も大切に扱います。
内なるものは必ず外に現れます。
「でも、お金かかるし…」
「だって、時間がなくて…」
「どうせ、この年だし」
ほら、また出てきました。
最凶言い訳三兄弟。
NGワードたちは、いつだってチームで私たちの前に立ちはだかります(笑)。
では、これらのNGワードをやめたら、どうなるでしょう?
まず変わるのは思考の方向性。
クリアで建設的になります。
さらに、自分を雑に扱わなくなります。
言葉も、服も、食べるものも、「自分を大切にする」という基準で選ぶようになるのです。
心身が軽くなってきます。
すると、チャレンジすることがめんどうではなく、「楽しいこと」へと変わっていきます。
体験を増やすという前向きなエネルギーが湧いてくる。
そんな変化が、日々の暮らしに自然と起こり始めます。
いかがでしたか?
心当たりのある言葉があったなら、
今日から意識して使わないようにしてみてください。
変化は小さくても、言葉の力は確実に、
あなたの人生に影響しています。
「ショック!!
NGワード、うっかり使ってしまった!」
大丈夫。
すかさず、イエローカード(NGカード)をあげましょう!