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悩み解決の5ステップ

5ステップ

悩みを解決するためのアプローチを5つのステップに分けてご紹介します。

解決の道筋を知っておくと、安心して進むことができます。

目次

1 悩みの明確化

大人になると、私たちは想像以上に感情を抑えることに慣れてしまいます。特にネガティブな感情を無視しがちで、自分はあまりネガティブではないと思い込み、悩みがはっきりしないまま、もやもやした状態で過ごしている人もいます。結果的に、問題に対処する方法がわからなくなります。

スタートで大切なのは、ネガティブな感情を感じることを自分に許可することです。ただし、人に感情をぶつけるのは別の問題を引き起こします。そうではなく、安全な場所で、悔しさや悲しさ、怒りや不満を思い切り言葉にしてみるのです。それほどでもないと思っても、わざと大げさに言うのがポイントです。この時、評価や言い訳は必要ありません。感情を自分で認識することが大切です。

2 パターンの発見

ところで、このネガティブな感情は今、初めて生じたのでしょうか?

強い感情を抱く出来事は、パターンを作ります。パターンが形作られると、同じ種類の刺激があるたびに繰り返しパターンが強化され、類似した出来事を引き起こすようになります。例えば、同じような状況になると失敗したり、幾度も望ましくないタイプの人とつきあったり、嫌いな上司から逃れるために転職したら、似た性格の人が新しい職場にいるなど、よくある話です。

つまり、相手というよりは自分のパターンが現実をつくります。

ですから、問題を効果的に解決するための次のステップは、出来事を引き起こすパターンを特定することです。フラクタル心理学のインナーチャイルド修正法は、パターンを変えない限り、同じような出来事が場所を変えても起こるという考えに基づき、問題を引き起こすパターンが初めて作られた時点に誘導瞑想で戻り、そのスタート時点でパターン修正を試みるアプローチです。

3 パターンの修正

このように、問題を解決するポイントは、今の状況そのものを変えるだけでは十分でなく、まず自分の行動や思考パターンを変更することが必要です。自分のパターンを正確に把握し、目的に合わせて新しい行動や思考パターンに修正していきます。

新しいパターンを習慣化し、自分の生活が変化するまでには、継続的な努力が必要な場合もあります。しかし、このプロセスを通じて、ストレスや問題に対処する力も向上します。

大切なのは、悩みの原因を人(特に親など身近な人)に負わせて、安易な納得を得ようとしないこと。過去の心理学では、子どもの問題を親のせいにする傾向がありましたが、それではパターンを先祖に先送りするだけで、解決までの時間を引き伸ばすことになってしまいます。パターンを修正するには、前提を変えなくてはいけません。この世界の在り方自体が変わる必要があるのです。

少なくとも、他でもない自分が、この世界をどのように解釈するかが人生を創造していると認めることです。すると、心の中にいる未熟な自分(インナーチャイルド)に正直に向き合うことができるようになり、その自分がつくったパターンから生み出される世界に、現在の自分が苦しんでいると認識できます。認識できたなら変えることも可能です。そういう意味で、ネガティブな感情を抑圧してはいけないのです。

この考えは新しいものですから、最初は違和感を覚えるかもしれません。しかし、前提が変化するにつれて、結果的に、いつでも自分の手に選択の自由があったと思えるようになります。

4 習慣化(変化の維持)

とはいえ、パターンの修正は一瞬で起こるわけではありません。問題解決には、新しい行動パターンを定着させ、以前のパターンに戻らないようにする必要があるからです。思考は量がたまってから現実化しますから、やめたつもりでも、これまでのパターンの出来事が一定程度続くこともあります。こういったことを知るだけでも、無駄に落ち込むことがなくなります。

新しいダイエットや運動習慣を始めたとき、最初はモチベーションが高く続けられても、数週間後には古い習慣に戻ってしまうことはよくあります。古い思考パターンの回路は完全になくなることはないので、そこにエネルギーを注がないように、決意を何度も繰り返す必要があります。そのためにも未来をしっかり設定することが大切です。

5 成果の確認

最後のステップは、成果の確認です。このステップでは、自己評価や周囲の人々からのフィードバックを取り入れることが役立ちます。

以下の視点で自分を振り返ってみましょう。

①自分自身の感情がスッキリしてきたか
②そもそも、悩みは解決したか
③周囲の人や家族などから、「この頃、よくなった」というフィードバックが得られるか

成果がわからないときは、ステップを戻ってパターンの修正を続けます。

以上が、悩み解決の5つのステップです。心のレゴ・ブロックを組み替えていくイメージで、ステップを踏むことが大切です。

今、私達はAIの驚異的な進化を目の当たりにしています。それなのに、個々の人生が活力に満ちていないとしたら、それはまさに人間固有の「感情」がブラックボックスとなり影響を与えているからです。

ネガティブな感情に対して、否定も肯定も必要ありません。それはただ、成長のために何かに気づく必要があると教えてくれているのです。

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