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大福からの贈り物(ちょっと疲れてしまったあなたへ)

あるところに、ストロベリーのショートケーキさんがいました。

彼女は日本の大学を出た後、アメリカの大学院で勉強をした才媛でした。
都会的でセンス抜群。日本に戻ってからは、外資系の企業にいくつか勤めました。
転職の度にキャリアアップし、現在は、外資系投資銀行で仕事をしています。
完全実力主義の中で、ハードワークをタフにこなす同僚たちと日々切磋琢磨しています。

 

だからでしょうか、なんだかこのごろお疲れ気味。
輝いていたストロベリーはしなびて、クリームは黄色く変色してきました。
お金はあったので、せっせとエステに通いましたが、黄ばみは隠せません。
スポンジはカサカサで、もはやショートケーキとは言えない状態です。

 

ストロベリーのショートケーキさんは、人生に変化を望み始めました。

彼女は40を過ぎていましたが、独身でした。
結婚したくないわけではなかったのですが、仕事の方が面白かったし、
周りも独身女性ばかりだったので、なんとなくここまできてしまいました。
近頃、いいなと思う人は、みんな既婚者です。

勉強や仕事は、自分が努力すれば必ず結果がでます。でも、恋愛は別でした。
最初は情熱的に始まった関係も、どういうわけか最後はケンカ別れになるのです。
目標が明確な仕事では有能な彼女でしたが、恋愛では落第生でした。

 

 

ストロベリーのショートケーキさんの両親は豆大福と大福でした。

 

 

 

 

同僚には内緒ですが、日本から一歩も出たことのない、純和風の古風な両親です。
豆大福と大福のカップルから、よくストロベリーのショートケーキができたものだと親戚に言われる度に、恥ずかしくなります。

特にお母さんは平凡な人でした。キャリアを積んだわけでもなく、1~2年会社に勤めて、そこで父と出会い寿退社。それ以来、豆大福のお父さんやストロベリーのショートケーキさん、ストロベリーのパンケーキの妹の世話をしてきたのです。

 

 

 

 

 

子どもの頃、ストロベリーのショートケーキさんは大福のお母さんに反抗ばかりしていました。
お母さんがもっとゴージャスなベリー系のクリームケーキだったら……。
私だってこんなに苦労しないのよ。何もないところから、アメリカの大学院、外資系投資銀行でキャリアを積んでいくのが、どれほど大変かわからないでしょう。
親の仕事の関係で子どもの頃から海外に住んでいた友人たちとはわけが違うのです。

子どもの頃、ストロベリーのショートケーキさんは、自分の親は豆大福と大福ではなく、海外の王族なのだという空想をして遊んでいました。革命がおきたので、安全な日本で育ててもらっているという設定でした。

心も身体も疲れきっているストロベリーのショートケーキさんの脳裏に、そんな妄想が再び思い出されたのでした。

大福のお母さんは、ストロベリーのショートケーキさんとスロトベリーのパンケーキの妹さんのためにせっせと洋服を手作りしてくれました。
3歳下の妹は無邪気に喜んでいたけれど、どれもセンスのない田舎っぽい服ばかり。
正直ストロベリーのショートケーキさんは気に入りません。
文句を言って、デパートでワンピースを買ってもらいました。

おやつも手作りしてくれましたが、お団子や牛乳寒天みたいなものばかり。
クリームたっぷりの美味しいショートケーキが食べたいと駄々をこね、駅前の不二家でケーキを買ってもらいました。

 

大福のお母さんは、自分の意見がなく、豆大福のお父さんの言いなりのように見えていました。
ストロベリーのショートケーキさんにとって、大福のお母さんは反面教師だったのです。

正直、お母さんみたいな人生はイヤだと思ったから、これまで頑張ってきたのでした。

それなのに、黄ばんできた私。なぜ、私の方が黄ばんで、お母さんはいつまでも真っ白なんだろう。

そして、年齢を重ねるほど、シンプルな和菓子の方が美味しいと感じてしまう自分に内心イライラするのです。

 

人生に変化を望み始めたストロベリーのショートケーキさんは、海外(セレブ層)では当たり前のカウンセリング(セラピー)にかようことにしました。
「海外では普通」という言葉は、ストロベリーのショートケーキさんにとって福音でした。
そして、カウンセラーの誘導のもと、正直に自分を見ていったのです。

 

すると、いろいろなことに気づき始めます。
彼女は、お母さんに世話してもらうことを当たり前だと思っていました。
心の中で、いつもお母さんに高い要求をつきつけていたのです。
お母さんに完璧な世話を求めつつ、女性は高いキャリアを持つべきだと思っていたのです。
また、自分だけが頑張っていると思っていましたが、高額な学費を、あの両親がどのような気持ちで払ってくれたのか考えたこともありませんでした。

お母さんを縛っていたのは、もしかして、豆大福のお父さんではなく、完璧な世話を求める自分だったのかも。

人は自分にない能力を持っている人を、時に愚かな人だと感じることがあります。

まさに、ストロベリーのショートケーキさんがそうでした。

大福のお母さんは、愛情あふれた女性でした。

ストロベリーのショートケーキさんは、苦手なことをお母さんに全部やってもらっていました。
だからこそ、彼女は安心して勉強できたのです。

そういった新しい視野が彼女に開かれていくと……、

 

ようやくわかったのです!

 

 

本当のお母さんは・・・・

 

 

 

 

いちご大福だったのです!

 

 

 

 

 

自分の最大の長所であるストロベリーこそ、いちご大福のお母さんからの最大の贈り物だったのです。

ストロベリーといちごがようやく同じものだと彼女の頭の中でつながりました。

ストロベリーのショートケーキもいちご大福も、本当に美味しいいちごのスイーツだったのです。

そして、それが腑に落ちると、第3のスイーツが生まれます。

 

ストロベリーのショートケーキさんは、これから別次元の幸せを手に入れるでしょう。

 

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