賢者タウの心理学教室  自分だけ損をしたを捨てろ!(兄弟順位のまとめ)

K=賢者タウ(フラクタル心理学研究家)

 

S=サトル(フラクタル心理学を勉強中)

 

 

 

 

 

S:兄弟順位の特徴、とても勉強になりました。
それにしても、僕のまわりでも、

心理分析を学びたいという人が増えています。
現代社会はストレスが高いからでしょうか。

K:ふむ。ふむ。
ストレスの大半は、人間関係じゃからな。

人間関係がスムーズなときは、大変な仕事も頑張れる。
その逆は、とうてい我慢できないものじゃ。

自分のことも、他人のこともよくわからない。
わからないものに対して、人は不安を感じる。

すると被害者意識も強くなるから、
よりストレスも高まるのじゃ。

兄弟順位の話は、身近で面白いから、
自分を知る手始めとしては入りやすい。

じゃが、「私は中間子だから自由でいたいの」とか、
「あの人って、一人っ子っぽい〜!」なんて、
楽しんでいるだけじゃ、もったいないぞ。

フラクタル心理学は、「思考が現実化する」と考える。

つまり、「結果は目的」じゃ。

一人っ子じゃから、一人っ子ぽくなるのではなく、
得たいものがあるから、一人っ子になるのじゃ。

他の兄弟順位も同じじゃ。

そして、地位・自由・保護(愛)は、
誰もが持っているテーマじゃ。

スタートのわずかな配分の差(好みの違い)が、
あとあと大きな個性の違いをつくる。

ほんのわずかな差が多様性を生み出すのじゃ。
そこが、本当に面白いことだとわかるとよいがな。

そして、他人に見る特徴は、
必ず自分の深層意識にあるもの。

だから、その特徴が好ましいなら、
配分を変えることで自分もそうなれるし、

好ましくないなら、
それも自分が変えることができるんじゃ。

それを、深層意識の修正という。

S:う〜ん。深すぎる〜。
でも、方法がシンプルだから、妙に納得するんですよね。

K:はは。まあ、よい。
おまえは素直じゃから、
やがてわかる時がくるじゃろう。

それまでは、兄弟順位の特徴を、
人間関係の虎の巻として使うがよい。

少なくとも、どの兄弟順位に生まれても、
必ずメリットとデメリットがある。

だからこそ、「自分だけ損をした」という勘違いを捨てるのじゃ。
すると、第一子も、中間子も、末子も、一人っ子も、
本来持っている素晴らしい能力を発揮することができる。

そして、兄弟姉妹が仲良くできるからこそ、
その能力が使え、自分の人生が輝くんじゃ。
そこに気づかないなら、心理分析は無駄なお遊びじゃ。

複雑なようで単純なのも人間。
違うようでいて、同じなのも人間。

おまえの見ている世界は、
おまえのものじゃ。

上司や部下のタイプを知るだけで、
仕事も少しはラクになるじゃろう。

まあ、人間関係に疲れたら、
思い出してみることじゃ。

S:ありがとうございます!

 

第一子のまとめ
本来、地位や財産を求める人。下に兄弟がいるので、自然とリーダーシップや、下の子の世話をしたり、責任を取ったりすることができる。その分、優先されるべきというプライドの高さがあるが、自分は、「甘えられない」と思っている。第一子は、生まれながらのリーダー気質。しかし、この強みを拒絶している間は、自分だけ損していると感じやすい。生まれながらにプライドが高いということは、大人になって、地位を持つことに最もストレスがないということ。第一子とつきあうときは、相手のプライドをけっして軽んじてはいけない。期待されるほど燃え上がる人なのだ。
中間子のまとめ
本来、自由を求める人。上と下に兄弟がいたので、独自路線を取りたがる。自立心があり、一人でてきぱき行動する。それがクールな印象を人に与える。中間子は、プライドの高い上の子とわがままな下の子に挟まれ、両方の気持ちがわかる。物理的に親にかまってもらう時間が少ない。だからこそ自由を手に入れる。人と一緒が何よりイヤなのと同時に、寂しがり屋な面があり、それが強く出るとツンデレの傾向が強くなる。また、自分の弱さを認めないという複雑な面をもつ。小さい頃から一歩引いて見るくせがあるので、空気をしっかり読み、自己完結できる。中間子とつきあうときは、ほどよい距離感が大切だ。そして中間子の考え方を面白がるのだ。
末子のまとめ
本来、愛(保護・指導)を求める人。周りの人にやってもらうことが当たり前だったので、人懐っこく甘え上手。人を常に意識しているので、向上心と協調性がある。末子は家族の中で、一番小さいので、いい意味でも、悪い意味でもかまわれる。子どもは、かまわれる、世話されるということが「愛」だと思っているので、末子は「私は愛される」と深く思い込んでいる。だから平気で人に甘えられる。基本的に人生に対して楽観的だからこそ向上心がある。しかし、第一子の役割をしなくてはいけない時、ストレスを感じやすい。人の心に敏感だから、共感力や愛嬌がある。末子とつきあうときは、励ましながら向上心に火をつけた方がよい。
一人っ子のまとめ
本来、財産も保護も求める人。兄弟に煩わされなかったので、マイペースでおっとりして見える。子どもの頃、周りは大人ばかりだったので、自分のやりたいことに集中できた。その分、兄弟を持っている人ほど、人の気持ちに敏感ではない。一人っ子はさびしさは感じても、人間関係でストレスを感じることが一番少ない。兄弟がいる子どもが感じる嫉妬心、悔しさ、もどかしさを感じないで成長し、いつも最高の物や機会が与えられる。最高のケアを受け、ライバルがいない。つまり、マイナスの感情をあまり味わわない。第一子とつきあうときは、気持ちをわかってと期待せず、率直につきあうとよい。
おまけ:男性と女性
男は火星から、女は金星から来たと言われるくらい本質的に違う。固さでいえばレンガと豆腐くらいの違い。固さが違うということは、感情(微細な心の動き)を感じる度合いがまったく違うということ。女性は、あいまいさを受容することができる。共感したり協力したり、つながりや思いやりを得意とする。男性は論理的で物事を効率化することができる。基本的にお互いがわからない。互いの深層意識を補完するからこそ、恋に落ちる。兄弟順位も兄か姉か、弟か妹か、何人兄弟かによって、さらに配分が変わる。そこがシンプルなものが複雑化する所以。