そろそろこの世界が仮想現実だと知るときが来た

2020年10月21日に「そろそろこの世界が仮想現実だと知るときが来た」が出版されました。

本書は、TAW理論開発者一色真宇先生が、誰もが理解できるたとえを駆使し、この世界が仮想現実であることを論じ尽くした比類なき一冊。

仮想現実のアイデアは、大昔から、哲学、宗教、科学、映画やゲームなどエンタメでも、繰り返し言われています。

でも、それはあくまでイメージであり、自分が生まれる前からこの世界はあるし、自分が死んだあとも時間は続いていくと思っている人がほとんどではないでしょうか。

本当に仮想現実ならば、他人も、時間も、地球も、宇宙すら自分の意識が創り出していることになります。

でも、いったい、どうやって???

意識から、物理世界が生み出される仕組みを、数式などを一切使わず説明できるのでしょうか?

筆者の挑戦を受けて立つためには、これまでの常識を一旦脇におくしかありません。

そろそろ、その時が来たのです。

 

そして私はこの気づきを細かく構築して2007年に体系化し、テキストを作りました。
これが TAW(Theory of an Advanced World「進化した世界の理論」)です。
この世界が仮想現実であることを知れば、より良い世界が創れるだろうという確信から、「進化した世界の理論」と名付けたのです。

とはいえ、残念ながら、それはたった一回の講義のあと、すぐにお蔵入りになりました。この世界が仮想現実であり、どのように現象が作られるか、という内容は、当時はまだまだ受け入れる人が少なかったのです。そこで私は2008年から、TAW を元にした心理学のコースをつくり、多くの人がこの世界が「仮想現実」であることを受け入れられるような精神的土壌を作ることに力を注ぐことになります。そして 、TAWの講義を再開したのは、2011年のことでした。(そろそろこの世界が仮想現実だと知るときが来た はじめに)より

私は2007年、たった1回開催されたTAWの講義に参加した一人です。

一色先生のもとで学び始めたのは2005年でしたが、まだその頃は、TAW理論は一色先生の頭の中にある考えでした。時々、話されるお話には毎回ワクワクしましたが、それがいったい何であるかはよくわからなかったのです。

今でも、「幻の水色本」(表紙が水色だったから)と呼ばれる、第一回目のテキストを開いたときの胸の高鳴りを忘れることはできません。

私は、「人生は何のためにあるのか」、「どうして私は私なんだろう」、「人はいかに生きるべきか」、「この世界はどうなっているのか」など、そんな青臭いことばかりを考える人間でした。

だから、悟りを得られるかもしれない。その期待感でいっぱいだったのです。

さて、

正直に言いましょう。

13年前、私は悟れませんでした。それは私の悟りの定義が間違っていたからでもあるのですが、いずれにせよ、私にとって講座は、わかったような、わからないような、消化不良で終わったのです。

物理学の知識がないから難しいのかなとも思いましたが、それは本質ではありませんでした。もちろんテキストの文字は読めるし、言っていることはわかりました。「すごいことが書かれている」ということも直感的にはわかるのです。

でも、どうにもこうにもバラバラな点(知識)は形にならず、たびたび脳が思考停止を起こします。

その日は、知らない外国語を聞いていたような、居心地の悪さと疲れを感じたのを覚えています。

それで終わりにしてもよかったのですが、「世界の仕組みを知りたい!」というマグマはくすぶり続けました。

その後、TAWマスターコースという心理コースを開講するという話があり、受講生の立場から講師になり、人間心理を探求し続け、気づいたら13年が過ぎていたのでした。

途中、あまりに感情脳を見すぎて、ミイラ取りがミイラになったように最初の目的がわからなくなってしまったこともあります。

しかし、理解を阻害する正体(被害者意識)から逃げなかったことで、私の中に強さが養われていきました。これは私にとって必要だったのでしょう。

 

時代は大きく変わりつつあります。ようやくゲームをする時代がやってきたのです。

タイムマシンに乗って、あの頃の私に、感謝とともにこの本を届けましょう。

ありがとう!

フラクタル心理学の歴史