賢者タウの心理分析教室 その手を離しても大丈夫だよ(一人っ子の解放)

K=賢者タウ(フラクタル心理学研究家)

 

S=サトル(フラクタル心理学を勉強中)

 

 

 

 

 

S:ワクワク。

K:なんじゃ?

S:やだな、先生。第一子、中間子、末子ときたら、次は一人っ子じゃないですか! 僕、一人っ子だから、ビシッと解放してください!

K:兄弟姉妹を持つ子どもと違って、おまえはトラウマないじゃろう。一人っ子は、奪われる経験がないからのう。うらやましい限りじゃ。のびのび人生を楽しみなさい。はい、終わり。

S:そんな〜! なんかないのですか?
実は僕、友人といても、誰といても、なんとなく不安感がいつもあるんです。どうしてでしょうか。

K:うむ。まずは、復習じゃ。

賢者タウの心理学教室 一人っ子の人生の目的を読み取れ!

一人っ子は欲望が強い。だが、それは生命力の強さだから問題ない。その強さを活かして、人生を切り開いていけばいいんじゃ。

だが、もし問題がないのにいつも不安感があるなら、その強いパワーが親に向かっているからなんじゃ。

S:え? どういう意味でしょうか。

K:一人っ子は、そもそも甘えん坊じゃ。両親はいつもそばにいてくれた。実際に、2人の間にいつもいたからのう。お母さんもお父さんも自分のものだと思っている。特に、お母さんへの執着心が大きいんじゃ。

これが、人生に根本的な不安を作り出す原因じゃ。

S:お母さんへの執着心が不安感の原因?

K:そうじゃ。もともと独占欲が強いから、もし、お母さんがでかけたり、そばにいないと「どうして僕を置いて出かけるの!」と心の中で怒っていたはずじゃ。そして、「お母さんが事故にあって、死んでしまったらどうしよう」「もし、僕がおそわれたらどうするの」などと勝手に恐怖の空想をしていたんじゃ。

恐怖の空想は、お母さんへの執着心(独占欲)が強ければ強いほど繰り返されるから、やがていつも不安感が拭えなくなる。いつまでも自分が小さい存在のままなんじゃ。

大人になってもこのクセが残ったままだと、恋愛で苦労するぞ。不安感から束縛しようとして、お互いに息ができなくなるんじゃ。

S:うわ〜! 嫌だなあ。どうしたらいいでしょう。

K:お母さんが自分には必要だと思い込むのをやめることじゃ。心の深い部分で、ずっとお母さんの手を離さない子どもがいるんじゃ。もう、いい加減手を離さないと、前に進めない。

お母さんを自分のものと思うは子ども心の勘違いじゃ。自分を置いていったお母さんに怒っているから、逆に理由もなく不安になっているんじゃ。そして、世界は怖いものと思い込む。

おまえに足りないものがあるとしたら、自分で自分を守れるという自覚や自分で自分を楽しませること、つまり建設的に時間を使うということじゃ。

それがわかったら、人に対しても過度に嫉妬に苦しまないようになる。そして、もっと人生を自由に楽しめるようになるんじゃ。

この世界は安全じゃ。もう、その手を離して大丈夫じゃよ。

フラクタル心理学は本当に変わりたい人を救出する心理学じゃ。

さあ、一人っ子を解放しよう。