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「ししおどし」に学ぶ「突然の出来事」の真実

「思考が現実化する」というルールがあります。私たちの考え方や信念が現実を形作るという法則です。ただ、長い人生の中では「突然」、「急に」と感じる、予期せぬ出来事に出会うことがあるのも事実です。

たとえば、「突然、病気になった」とか「急に、解雇された」といった、望んでいなかった出来事です。

このような出来事は、一見「思考が現実化する」というルールに反しているように思えるかもしれません。でも、実はこれも法則通りに起こっているのです。

では、この「突然」がどのような仕組みで起きるのか、少し考えてみましょう。

ここで、日本庭園にある「ししおどし」を思い浮かべてみて欲しいのです。

ししおどしは、竹の筒に少しずつ水が溜まり、やがて重さが限界に達すると「カコーン!」と音を立てて水を放出します。それまで静かだった庭に、突然「カコーン!」と音が響き渡る――この仕組みは、私たちが経験する「予期せぬ出来事」に似ています。

私たちも日々の生活の中で、小さな違和感や怒りを感じることがあります。でも、大人ならたいていの場合、無視することができてしまいます。しかし、思考パターンが変わらない限り、無意識のうちに同じ反応が繰り返されてしまい、ししおどしに少しずつ「水」が溜まっていくのです。

そして、その「水」が限界に達した時、「カコーン!」と音を立てるように、人生にも突然、大きな出来事がやってきます。それは、長い時間をかけて蓄積された感情が、一気に現実として押し寄せる瞬間です。

ですから、「突然」と感じる出来事も、実は時間をかけて少しずつ溜まっていった結果なのです。

ここで重要なのは、思考パターンが変わらない限り、ししおどしの水がせっかく放出されても、また同じ場所に水が溜まり始めるということ。

つまり、嫌な出来事が起こったとき、それをただ無視したり、他人のせいにするのではなく、どんな思い込みや信念が背景にあるのかを見つめる機会にした方が、安全だということです。顕在意識と潜在意識の間にギャップがあるほど、衝撃は大きくなります。

ただし、この仕組みは悪い出来事に限られたものではありません。ししおどしの仕組みは、現象がどのように起きるのかを示すシンプルなモデルです。

良い意味でも同じで、日々の小さな努力やポジティブな思考は、すぐには結果を生み出しませんが、それでもコツコツ積み上げていけば、やがて大きな成果として現れます。だから、信念をもって積み重ねることは、とても価値のあることです。

普段は目に見えない小さな行動や感情も、確実にエネルギーとして蓄積されています。

嫌なことが起こったときこそ、思考パターンを変えるチャンスです。小さな違和感を見逃さずに、そのパターンに気づくことで、人生に大きな変化をもたらすことができます。

ししおどしの音が響く前に、自分自身の心に耳を傾けてみませんか。

(ということで、突然のブログ再開です!)

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